2021.12.21 火

カテゴリ:イベント

2月2日「三富地域の平地林をナラ枯れから守るために」講演会を開催します。

「三富地域の平地林をナラ枯れから守るために」講演会を開催します。
 ~第11回「農」と里山シンポジウム~

三富地域の平地林は、堆肥として利用する落ち葉の供給源であるとともに、地域独自の地割景観を作る上で重要な要素です。しかし昨年ごろから、平地林の主要樹種であるナラにカシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ」被害の拡大が確認されています。枯れたナラの高木は物理的にも費用的にも簡単に伐採できないことに加え、倒木による人家への被害も懸念されるほか、農用林としての機能や景観にも影響を及ぼしかねません。
 このため、「ナラ枯れ」とは何なのか、どうして発生するのかを、そして三富地域の平地林を「ナラ枯れ」から守るためにはどうしたらいいのかについて、ナラ枯れの研究の権威である神戸大学大学院農学研究科森林資源学研究室の黒田教授の講演を通じ、皆様と考えていきたいと思います。

本講演は、コロナ感染防止のためオンラインにて開催します。

カシノナガキクイムシによって「ナラ枯れ」したコナラ

INFOMATION

■日 時
令和4年2月2日(水)13:30~15:30
■参加費
無料
■講演方法
ZOOMウェビナー
(※後日、YouTubeでアーカイブ配信あり)
■開催プログラム
– 13:00~13:30
ZOOM入室開始及び接続確認 – 13:30~13:45
開会 主催者ご挨拶
三富地域農業振興協議会会長 斉藤利彦
– 13:45~15:15
講演:「三富地域の平地林をナラ枯れから守るために」
講師:神戸大学大学院農学研究科  森林資源学研究室 黒田慶子教授
– 15:15~15:30
質疑応答 – 15:30
閉会
■講師略歴
神戸大学大学院農学研究科森林資源学研究室 黒田慶子教授 【略歴】
1985年より森林総合研究室。2010年より神戸大学大学院農学研究科森林資源学研究室教授、日本森林学会の理事と会長を歴任。樹木医学会理事。 【専門】
森林病理学、森林保護学。ナラ枯れやマツ材線虫病の発病メカニズムなどミクロな世界を研究する一方で、予防医学の観点から里山や人工林の健康維持に取り組む。 【著書】
「森林病理学」朝倉書店(2020)
「ナラ枯れと里山の健康」林業改良普及双書(2008)
■申し込み方法
ZOOM配信希望者
令和4年1月28日(金)まで YouTube視聴希望者
令和4年2月28日(月)まで
1.氏名
2.メールアドレス
3.参加方法を明記してメールで申し込みください。

■問い合わせ先

埼玉県川越農林振興センター 管理部 三富農業・地域支援担当
〒350-1124 川越市新宿1-17-17 公共施設棟5F
TEL 049-242-1808 FAX 049-243-7233
r4218103@pref.saitama.lg.jp

※12月28日から1月3日までは年末年始の休みのため問合せにお答えできません。